ソマティック・エクスペリエンシング®トレーニング(初級・前半)が終わりました

 先日、6日間のソマティック・エクスペリエンシング®トレーニングがあり、アシスタントとして参加していました(トレーニング中は、まあるのお休みをいただき、ありがとうございました)。トレーニングは全部で3年間、計6回あるのですが、今回はその第1回目でした。

 ソマティック・エクスペリエンシング®では、来ていただいた方のトラウマを少しずつ扱っていきます。同じようにトレーニングでも、少しずつ学びを深めていきます。この『少しずつ』がポイントです。扱う量は少しでも、その影響や反応は少なくないことが多いからです。その分、学びも深いものになっていくような気がしています。というか、受講生さんたちはすでに専門家としてご活躍されていることもあり、少しのレクチャーでずいぶんと理解されていました。自分が受講生だったときを思い返すと…なつかしい(お恥ずかしい、が正直なところ)です。

 今回のトレーニングは会場に集まることが叶わず、オンラインによる開催でした。日に何時間もパソコン画面を見つめると、目や首、肩など身体の疲労が募っていきます。それを見越した先生より、目を休めるためのエクササイズをいくつか教わりました。力んでいた目が緩む感覚、渇いていた目が潤っていく感覚、それに伴って、首筋や肩なども緩み、ゆっくりと呼吸が入るのを感じました。普段からパソコンを使って作業をされている方や、コロナ禍によるオンライン会議などが増えている今、目を酷使している方は多いと思います。ご興味のある方はお声がけくださいね。一緒にやってみましょう。

 また、トレーニング中、実際に会えないことはさびしいことではありましたが、オンラインであっても人とのつながりを感じることができたのは、私にとって大きな学びの一つでした。総勢80数名の大所帯の中、それぞれが自分のやれることを懸命にやり、互いに思いやり、そこに感謝がうまれ、またつながりが育まれていったように感じました。
 まだ始まったばかりのこの旅を、大切に過ごしていきたいと思います。